建長寺坐禅会

先日北鎌倉の建長寺にて初めて坐禅会に参加してきました。
建長寺は臨済宗建長寺派の大本山。鎌倉五山の第一位。境内は国の史跡にも指定されています。
建長寺には以前来たことがあり、その際庭園の美しさに魅了されてしまいました。庭園は池泉鑑賞式庭園で国の史跡及び名勝に指定されています。
眺めているだけで、忙しない日常から離れ、心が落ち着くようなシンプルで美しい、とても気持ちの良い空間でした。
『定期的にここに来てゆっくり穏やかな時間を過ごしたいなぁ』と思い、そこから『坐禅』に興味を持ち、今回の坐禅会に参加するきっかけになりました。

坐禅会会場は建長寺方丈で、そこから庭園を眺めることはできないのですが、こちらの会場も広くてとても気持ちの良い空間です。
当日は少し雨が降っていて、静かに雨音を聞きながらの坐禅会となりました。
『坐禅会なんてそんなに参加する人いないだろうなぁ』と思っていましたが、行ってみるとなんとびっくり、会場には40人ほどの参加者が集まっていました。
ほとんどが初めての方で、観光がてら坐禅体験もしてみよう…という観光客のような感じでした。

坐禅会では、座り方、手の形など基本的なところから教えてもらいました。
結跏趺坐、半跏趺坐など、座り方はヨガでも出てくるので知っていましたが
法界定印は初めて聞く言葉。『今まで見たことはあるけど、そういう名前なのか…(どんな漢字なんだろう?)』と頭の中は❓だらけ。
集中力が欠けたり眠くなると、手で作った楕円が崩れてしまそうなので、気を張って集中しました。
坐禅は10分〜15分ほどのものを3回ぐらい繰り返します。間に和尚さんのお話が入ります。
建長寺の坐禅会は交代で和尚さんが担当するようで、人によっては休憩を挟まず30分の坐禅をすることもあるそうです。
坐禅中は自分の呼吸に集中して『ひとーつ、ふたーつ』と数を数えます。
ですが人間の心はあっちへ行ったりこっちへ行ったり。すぐに他のことを考え始めます。けれど、それは仕方のないことなので、集中が逸れたらそれに気づき、もう一度呼吸に集中すれば良いそう。
どうしても眠かったり集中力が切れた場合は、警策をお願いします。あのスパーン!と背中を叩くやつです💦
私は絶対に叩かれたくありませんでしたが、みなさん『叩かれに来たのか?!』というほどお願いしていました。笑
和尚さんからも『叩かれて集中するのが坐禅とは思わないように』というお話しが出るぐらい、みなさん叩かれていました。笑

坐禅を続けるうちに少しずつ集中が深まっていくのがわかりました。考え事が少しずつおさまっていき、自分の身体と空間が一体化するような感覚。
とても静かで自分の中に平穏が広がるような、そんな感じでした。
1時間の坐禅会なんて長くないかな?と思っていたけれど、あっという間に終了の時間。集中すると時間って早く経ちますね。
建長寺では毎金、土曜日に坐禅会が行われているそう(臨時のお休みもあり)。
坐禅はお家や、通勤の電車の中でもできると和尚さんからお話がありましたが、今後も定期的にあの気持ちの良い空間であの静寂を感じに行きたいです✨

